今年1月に、国際原子力機関(IAEA)が日本の原子力規制について、評価を行いました。その結果、ほぼ赤点のひどい評価を受けました。社交辞令としての、それなりに頑張っているという良い部分だけを取出して新聞などでも伝えられているので、国民の皆様は知らないかもしれません。原子力安全を専門に研究している研究者の中には、あまりのひどい評価に、自分のことのように憤慨されている方も多くいらっしゃいました。原子力規制委員長は、原子力安全の専門家ではないので、社交辞令だけを聞いて満足していたようですが、委員の一部の方は、さすがにまずいと認識されたようで、3月から大幅な改善を進めようとしています。 続く... |